봉주르 뚜르

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商品コード: 9788954612883

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『日本語で読みたい韓国の本-おすすめ50選』第6号(2017年発行)より

フランス中部の小さな都市トゥールが舞台のこの物語は、韓国からやって来た12 歳の少年ボンジュが引っ越し先の家にあった古い机の側面に「愛する我が祖国、愛する我が家族」という意味深長な落書きを見つけるところから始まる。トゥールの学校に通いだしたボンジュ。同じクラスにもう一人の東洋人を見つけて話しかけてみると、ちょっとぶっきらぼうな少年はトシと名乗る日本人だった。授業中、ことあるごとに火花を散らすボンジュとトシ。まさに日韓のサッカー対決を見ているような二人は、様々な競い合いをとおしてお互いを知るようになる。やがてトシは朝鮮民主主義人民共和国の人間だと打ち明ける。同じ言葉を話す北朝鮮の少年トシは、友達なのか、それとも敵なのか。そして、さらには落書きにまつわる驚くべきどんでん返しが……。

日本と韓国は最も近くて遠い国と言われて久しい。そこに北朝鮮が絡むとさらに両国の国民感情は複雑になる。大人の視点では複雑な利害関係が絡む朝鮮半島の分断を、子どもの目線で外国の都市で出会った南北の少年たちの葛藤や友情、心の痛みという現実社会に横たわる問題をさらりと描いている。日本人は嫌いじゃないけれど負けたくはないという韓国人の素直な感情も主人公のボンジュが代弁している。手に汗にぎる推理小説のような展開で、物語にぐいぐい引き込まれるのも魅力だ。日本人の読者にとっても、隣国の複雑な歴史を子供の眼を通して知ることができる一冊である。

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