完全版 土地 02巻

¥ 3,024 税込

商品コード: 9784904855423

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運命を切り拓き、すべての生命を包み込む 大河小説『土地』

19世紀末から20世紀半ばまでの朝鮮半島、中国東北部(旧満州)、そして日本を舞台に描いた大河小説『土地』全20巻。
近代史を背景に、様々な立場・職業・境遇の愛と恋、葛藤、悲しみ、喜び、苦難を丹念に描き、生きることの意味を深く問いかける本作は、韓国でロングセラーとなっている。

【2巻あらすじ】
慶尚道の農村平沙里の大地主崔参判家で前年に起きた事件は、参判家の人々のみならず、村人にも影を落としていた。さらに、中央の権力争いや王室の混乱は、首都から遠く離れた平沙里にも不穏な空気を伝える。村人の間では妬み、不満、欲望、対立が少しずつあらわになり、村の秩序が揺らぎ始めていた。そんな中、参判家の当主致修は前年の事件で出奔した者たちを追って、道案内の猟師と下男一人だけを伴って智異山に向かったが、目的を果たせぬまま帰ってきた。動乱の世にも、村の変化にも関心を持たない致修は、欲望に駆られた者たちの極悪非道な謀議によって、大きな災厄に見舞われることになる。

【著者プロフィール】
1926年、慶尚南道統営市生まれ。晋州高等女学校、ソウル家庭保育師範学校(世宗大学の前身)卒。1955年に短編小説「計算」でデビュー、1957年に短編「不信時代」で 『現代文学』新人賞受賞。以後、次々と長編作品を発表し、各種文学賞を受 賞して実力派の作家としての地位を確かなものにすると同時に、韓国の女性作家の草分け的存在となった。1969年から26年間にわたって書き継がれた大河小説『土地』は代表作で あり、韓国現代文学における最も優れた作品の一つと評される。また「国民文学」として韓国で愛されてきたベストセラー小説でもある。1994年に『土地』が完結した後も小説、詩、エッセイを書き続けた。晩年には環境問題に関心を深め、江原道原州の自宅菜園で有機栽培などしながら、意欲的に執筆を続けた。2008年没。享年81歳。

【監修者プロフィール】
金正出(きむ じょんちゅる):1946年青森県生まれ。1970年北海道大学医学部卒業。現在、美野里病院(茨城県小美玉市)院長。医療法人社団「正信会」理事長、社会福祉法人「青丘」理事長、青丘学院つくば中学校・高等学校理事長も務める。訳書に『夢と挑戦』(彩流社)などがある。

【訳者プロフィール】
清水知佐子(しみず ちさこ):和歌山県生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学)朝鮮語学科卒業。在学中に延世大学韓国語学堂に留学。読売新聞大阪本社に勤務した後、ライターとして活動。共訳に『朝鮮の女性(1392−1945)−身体、言語、心性』、『銭の戦争』。

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